感謝の心

子供の頃両親から、食事の前に
「手を合わせて頂きますをしなさい」
と言われていました。

誰にするか聞いたところ
「お米を作ってくれたお百姓さんに！」
との返答でしたが、いまいち（というか全然）
ピンときませんでした。

何故かと言いますと、お百姓さんが
お米を作って、スーパーなどに流通して
親が稼いだお金でご飯（お米）を食べられるまでは
頭では判ったのですが

「そのお米を親が子供に与えるのは当たり前！」
と思っていたからでしょう。

毎日、当然のように出てきますし、
第一、なぜお百姓さんに頼んだ訳でもないのに
といったところです。

一人暮らしをして、すぐに当たり前では無い事に
気づきましたが。

なんでもそうですが、当たり前になると
傲慢になり感謝の心を忘れ、失ったり、離れていくものも
多いと思います。

親、友人、伴侶、恋人、仕事、お金、健康な体、
そして人生の時間

これらは決して当たり前じゃないな～

と最近、年をとってようやく感じています。

それと周りの方を見て思うのですけど、
「自分は、幸せです。Happyです」と言っている人
（実際どうのではなく）の方が、
「世の中、いい事ひとつもないわ！」
みたいな顔をしている人よりも
結果的に人がよって来て、
楽しそうに思います。

充実して納得した人生を歩きたいものです

いつもお読み頂き有難うございます