生活保護化する原発就労補償

生活保護化する原発就労補償 震災から1年 被災地雇用の現実

「福島の再生なくして日本の再生はございません」

　昨年9月の就任演説でこう強調し、12月には東京電力福島第一原発の冷温停止状態を宣言した野田佳彦首相。だが、現場からは「国の方針が見えない」「雇用の受け皿がない」など、厳しい声ばかり聞こえてくる。1月下旬、南相馬市を訪ねた。取材を通じて、原発就労補償が“生活保護化”する現実が広がりつつある実態が見えてきた。
（Yahoo!ニュース）
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120221-00000301-wedge-pol

問題山積みです。

家族が亡くなった、離れ離れになった、職がない、
悲しい事だらけですが、やはり特異なのは
原発事故による放射能の影響。

ここでは「就労補償が生活保護化している 」
事がメインに語られていますが、
現在の日本、ただでさえ雇用は減少している、
と肌で感じます。

私の会社にも最近でこそ下火になった人材派遣ですが、
かなりの低賃金で（￥700台か？）多くの人が
臨時で来ます。

聞くところによると安い賃金でも人が集まるので
さらに削られた様だ、との事。

しかも若い人も多いです。
どのようなライフスタイルかは聞くこともあまりありませんが
厳しいのかと思います。

それ以上に当然、被災地域は大変な苦労をしていると思います。
一時的であっても就労補償や生活保護の制度は
必要ですしなくてはならないでしょう。

「就労意欲が著しく失われる人が見受けられます」という内容が記事にありますが
おそらく適切な仕事はないのでしょう？？

それと自分の身近な周りの状況。

考えさせられる記事でした。