「増産もう無理」 飲料水メーカー悲鳴

いよいよ３月も今日で終わりですね。

しかし２０１１年の３月は大変な事になりました。

３月１１日以降は・・

通常であれば「桜の写真です」「菜の花を見に行きました」
などの記事を書いていたと思いますが、
東北地方の地震で現状を注視せずにおられません。

「増産もう無理」　飲料水メーカー悲鳴

東京都が乳児の水道水摂取を控えるよう呼びかけた（２３日。２４日に解除）後は被災地以外でもミネラルウオーターの需要が急増。飲料水メーカーは工場のフル稼働を目指すが、計画停電の追い打ちもあって「これ以上は無理」という悲鳴も聞かれる。
（Yahoo!ニュース）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000028-maip-soci

実際福岡でも今日スーパーにてミネラルウォータの棚を見ましたが
「お一人様６本まで」となっており、
しかも在庫０でした。
西日本でもこの状況です。

日本では水だけは潤沢にあるという恵まれた国で、
海外では水道水は飲み水に使えないという国もある中、
本当に蛇口をひねれば安心して水を使える
という贅沢な国だと感じていました。

もちろん、普段は当たり前すぎて
いつもそんな事感じているわけでなく
海外に行った人の話を聞いたりするたび
（食べ物の話、治安の話などの中で水の事が出てくる）

「やれアメリカだ、イタリアだ・・とか言っても
灯台元暗し、結局日本っていいとこなんだな～」
と思ったものです。

しかし、先程申し上げたとおりその水が
本当に贅沢なものになっている現状だと思います。

今こそミネラルウォーターのペットボトルが
存在感がある時はないかと思います。

こんな日が来ようなどとは思いもしませんでした。

福島第二原発で煙

福島第二原発の煙は電源盤の異常、けが人なし

東京電力は、福島第二原子力発電所の１号機タービン建屋の１階の分電盤付近で、３０日午後５時５６分頃、煙が上がっているのを確認、消防署に通報した。
東電によると、同５時４８分頃に中央制御室で警報が鳴り、同社社員が現場で煙を見つけた。同６時に分電盤のブレーカーを落としたところ、同６時１３分には煙が収まった。けが人は確認されていないという。
(Yahooニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000845-yom-soci

福島の原子力発電所での放射性物質が漏れている問題は
毎日毎日、状況を報道で取り上げていますが、
どうにもあまり良い方向にいっていない状況の様です。

原子炉や使用済み核燃料プールの冷却を行うため、
海水を空や消防車から撒いたり注入したり、

その後電源を引いてきて従来どおりの機能を回復させ　
原子炉などの冷却を行おうと懸命ですが3月23日の記事でアップした
作家の広瀬隆さんの話の内容に近い現状だと思われます。

原発の内部はとても作業できる状態ではない様ですし、
作業員がひ爆したり、放射性物質が海に流れ出たり。

近づくだけでも相当危険と推測できますが、
それでも作業の実行を求められています。

先の広瀬さんは、このことにもふれ
作業員が倒れるか、皆避難し誰も全く立ち入れない区域に
なるか、という事も言っていたと思います。

現在は汚染された水をタンカーやドラム缶に移し
それらを除染して・・などいろいろな方が意見を出されていますが、
それらは、うまくいくかどうか判らない
とにかく東電だけの問題でなく、日本中、世界中の
英知を集めなければならない・・
などと、もうどしてよいか判らない
おそらく手のつけられない状態の様です。

大丈夫、だだちに被害はないとＴＶでは耳にする事が多いものの、
一方でアメリカなど海外の報道ではもっと遠くに避難した方がよい
などと勧告していると聞きます。
一体どの情報を信じてよいのか
本当にこのパニックが早く終わって欲しいです。